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月下花伝 −時の橋を駆けて−

JUGEMテーマ:読書
 
ネットでお知り合いになったりえ子さん、実はプロの作家 越水利江子さんだったんです。
そのりえ子さんが書かれた「月下花伝」、大好きな新選組の沖田総司が、現代の女の子の所へタイムスリップしてくるお話らしい…と知り、ワクワクしながら読んでみました。

実際には、タイムスリップというのではなくて、昔撮影された新選組の映画の未編集フィルムの中に宿った魂が、総司の姿となって主人公である秋飛(あきひ)の前に現れる、という感じです。
なので、新選組モノというよりは現代小説ですね。かえって、新選組のことをそんなに知らなくても、すらすらと読めるかもしれません。

それでも、映画の中で描かれる新選組の物語は、私たち新選組ファンにはとても懐かしくて心がキュンとなる描写にあふれています。
りえ子さんが、総司や山南さんや、土方さんや近藤さんや…新選組の男たちのことを、本当に本当に大好きだったんだなあという気持ちが、読んでいる私たちにも痛いほど伝わってきます。
秋飛の体験は、かつて新選組に憧れた女性なら、誰しも一度は夢見たことなのではないでしょうか。
夢でも、幻でもいい。
自分の目の前に、あの人が現れてくれたなら――と。
それはまた、作者であるりえ子さんの思いでもあるのかもしれません。
だからこそ、秋飛の目線で語られる物語に、心からの共感を覚えることができるのでしょう。

フィルムの中から現れる沖田総司が、本当は誰なのか。
映画の中で沖田を演じた俳優なのか、それとも本物の沖田なのか。
そのあたりが少し分かりにくかった(謎が残ったという感じでしょうか?)のと、秋飛が映画の世界に飛び込んでいく必然性みたいなものがもう少し明確に描かれていればなあ…ということで、私的評価は★★★★☆です。


りえ子さん、ステキなお話をありがとうございました。
ちらりとしか出てこない土方さんが、私としては妙にツボでした(笑)。
「月下花伝」は、今、娘が読んでいます。
次はいよいよ、続編の「花天新選組」が楽しみです。(^^)

◆越水利江子さんの公式ページはこちら→「風雲童話城」
◆りえ子さんのブログはこちら→「酒より深き君なりき」


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Comment

千華さま
読んで頂き、ありがとうございました。花天の方は、土方さんがたっぷり登場されます。
お嬢さんが読んで下さっているのですか!? 
とても嬉しいです。

| りえ子 | 2009/06/06 10:34 PM |

りえ子さん、こんにちは〜。
ゆっくり読もうと思っていたのに、読み出すと一気に最後までいってしまいました。
最後に秋飛と総司が交わす会話が切ないですね。
その先に、たとえどんな悲劇が待っていようと、やはり進まなければならない。それが「生きる」ということだ、と。
あの時代に生きた男たちなら、皆そう答えるのでしょう。
娘の感想、(私も)聞いてみたいです(笑)。

| 千華 | 2009/06/07 7:35 AM |

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