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諸葛孔明時の地平線 13

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


今回は、曹操、劉備という孔明にとって最も重要な影響力を持った人物が、相次いで世を去ります。
曹操はともかく、劉備との別れ(を予感した孔明の壊れっぷり!)が凄まじかったなあ。こんな取り乱した孔明さん、初めて〜〜。
必死で孔明を説得しようとする趙雲も、そんな二人をじっと見守る馬超もよかったです。そしてやはり、詰まるところ、劉備の大きさというものを改めて見せつけられました。

◆第六十二場〜第六十八場
陸遜の計略により、荊州は孫権軍に制圧された。続いて魏では、曹操の後を継いだ曹丕が、漢王朝を倒して帝を名乗った。国内外の動揺を鎮めるため、孔明は劉備に帝位に就くようすすめる。一方、関羽の死によって荊州に取り残された難民を、無事に益州に移すため、劉備は自ら軍を率いて出兵するのだが――。


荊州を失陥し、さらに関羽、張飛、馬良といった蜀にとってかけがえのない人々を次々に失い、次第に追い詰められていく孔明。その憎しみと怒りは、陸遜に向けられます。
劉備が重い病に冒されていて余命幾ばくもないと知った時、ついにその怒りが爆発。自制心を失い、龍の熱にうかされるように、すべてを呑み込み破壊しつくそうとする孔明を、劉備は趙雲に「斬れ」と命じるのでした。
孔明に、「大切なこと」を思い出させた趙雲の涙が感動的……。その後、手が震えて刀が鞘に入らないという描写も、何気にリアルですよね。
白帝城での劉備の最期、孔明に劉禅を託す場面は、何度見ても涙があふれてしまいます。特にこの作品での劉備の存在の大きさは、まさに孔明にとってなくてはならないものでしたから。
劉備の死から三日後、和平の道をさぐるため陸遜との会談に臨む孔明。思いがけず、その道はこの上ない形で開かれるのですが、それを実現に導いた根源が、何の策略にもよらず、ただ「この世で真に人を心服させるのは、『武』でも『知』でもなく、人の『懸命さ』と『徳義』なのだ」という劉備の生き方そのものだったことに、心底感動いたしました。
お互いに分かり合うこと。相手の心を思いやろうと努力すること。誠実に向き合い、信義を持って応えること。それができれば、たとえ混沌極まりない戦国乱世にあっても、戦を回避することができるのです。とても、とても、難しいことではあるのですが……。
その努力を惜しむなと、最後まであきらめるなと、劉備は己の死を賭して孔明に諭したかったのでしょうね。それが、俺とお前の生き方だろう、と。
正直、最初に登場したときから、すごくうっとおしい陸遜だったのですが、このシーンによって救われました。読者である私たちも、孔明も、おそらくは陸遜自身も。

いよいよ残すところあと1巻。なのだけど、最初に読んだときは、お話終わるのかなあ?と少々要らぬ心配をしてしまいました。南征も北伐もこれからだし。馬謖の話もいろいろあるでしょうし。
ともあれ、この13巻は全編これ感動の嵐で、もちろん ★★★★★ の満点献上いたします。表紙が趙雲なのも◎!

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