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諸葛孔明時の地平線 12

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


◆第五十七場〜第六十一場
劉備、曹操、孫権らが領土を争い合う一方で、周辺の少数民族たちもそれぞれの立場で自分の土地を守るために動いていた。劉備が漢中王となったことを祝う宴の夜、孔明は、南越族の刺客に襲われるが、許婚の英にもらった水差しのおかげで命拾いする。それを手引きしたのは、馬良の弟で孔明の信任厚い馬謖だった。
そして荊州では、呉の陸遜が関羽の命を狙って画策していた。


それにしても、まあよく刺客に襲われる孔明さま。無防備というか何というか…。
怪我をして意識を失った孔明は、病に苦しむ曹操と夢?の中で対面するのですが、そこで曹操に「何度目なのだ、お前は! 身辺警護の怠慢で死ぬなど許さんぞ!」なんて叱られてましたね(笑)。
目指すところは同じでありながら、そこに至る手段が正反対の孔明と曹操。決して相容れない二つの側面(時代の、あるいは人間の)を体現する存在である二人は、激しく対立すると同時に一方ではまた、激しく惹かれあうのです。
でも、それならば孔明が曹操の懐に飛び込んで、互いの理想とする姿を協調して作っていけばよかったのではないか、という推論も成り立つわけですが、そうはならないんですね〜。
やはり孔明は、劉備という人あってこそ光り輝けたのではないかと思います。少なくとも「時の地平線」の劉備は、孔明と同じ土壌に立ち、同じ理想を共有できるすばらしい同志でした。
考えてみれば、三国動乱のあの時代に、いかに戦わずに、死者を出さずに、平和裏に事を進めるか、に頭を悩ませる君主や軍師なんて、現実にいるわけがないのです。もちろん理想はあったとしても、そんな理想論でおさまるほど現実は甘くなかったと思うのですよね。
それでも孔明は、ぎりぎりのところまで戦いを避けようと知恵を絞り、身を挺して努力する。彼がそんな自分のやり方(なんて愚直な!)を押し通すことができたのも、後ろに「孔明」という人物を理解し信頼してくれた劉備がいたからこそだと思います。
やっぱり、これぞ「天の配剤」なのでしょうねえ。
孔明が昏睡から醒めたとき、趙雲や馬超の顔を見てほっと安心する。そして、自分は多くの人に支えられている、と涙ぐむ。このシーン、すごく好きです。その後、(曹操にも、目覚めたときに側に誰かいてくれるといいのだが)と、曹操のことを思いやる孔明もかなりステキ。

さて、曹操が撤退したことで、漢中・涼州の脅威は去ったわけですが、とたんに今度は荊州がきな臭くなってきます。
火種は、やっぱり陸遜。この陸遜がねえ…。(^_^.)
諏訪さんの人物設定って、(いい意味で)予想を裏切られることが多いのですけど、陸遜はビジュアルからして全然予想外だったなあ。←いかに私の脳内が「三国無双」に冒されているかということですね;;
もちろん陸遜は、これで年齢相応の外見なんだと思いますけど、とにかくこのマンガって、孔明や趙雲などがいつまでも年をくわないバンパネラ状態なので、対する陸遜がすごく老けて見えてしまうんですよ〜〜。きっと外見でも損しちゃってるよね>リック。
その陸遜の計略で、ついに関羽が捕えられて斬られてしまう。孫権は、関羽の首を曹操に送り、劉備の怒りの矛先を魏に向けさせようとしますが…。
関羽の最後は、わりとあっさりめでした。関平も出てきましたが、結局のところ脇役扱いなのね、この人は。まあ、仕方がないか…。
しかし、関羽が死ぬところまできてしまうと、後の展開が分かっているだけに、読み進めるのも辛くなってきますね。(T_T)
暗めの話が多かった12巻ですが、孔明と英さんとの距離が一歩また一歩と近づいていくようで、ほっと心温まる場面も。さらに、馬超がますますオチャメでかわいくなってきて、趙雲とのコンビ(漫才?)がもう最高でした。
今回も、評価は ★★★★★ で決まり!ですね〜。

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