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久しぶりにボロ泣きしました…。

JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 
このところ、頭の中が新選組一色だった私が、ここへきて、またまた火に油を注ぐような作品と出会ってしまいました。
菅野文さんの「北走新選組」というコミックです。
もう、これはダメ! 反則でしょう…というくらい、久しぶりに、マンガを読んでボロボロ泣きました。横に娘がいたにもかかわらず、こらえきれずに声を出して号泣してしまいました〜〜 。(T_T)

「北走新選組」は、文字通り戊辰戦争の中、北へ北へと戦い続けた京都以降の新選組を題材にした短編集で、「碧に還る」「散る緋」「殉白」の3編が収められています。
それぞれ、主人公は野村利三郎、相馬主計、大鳥圭介から見た土方歳三、となっていますが、3作を通して一本貫かれた芯は土方歳三という男の生き様であり、彼ら新選組が何のために戦い、生き、死んだのか、がテーマになっています。
もう、1本目の野村が死ぬところで涙腺崩壊。(T_T)
その後は息も絶え絶えになりながら、読了しました。
今思い出しただけでも、目頭が熱くなってしまいます。これは絶対、人前では読めないですねえ…。

あまりにもかっこいい土方さん。菅野さんの絵が美しすぎます。
まなざしが、横顔が、風に乱れた前髪が、背中が…。何もかもが、彼の生き方を語っていて。
――副長、男前すぎですよっ!
今まであまり取り上げられなかった函館での新選組。
組織としての新選組は、鳥羽伏見で終わっていたのかもしれないけれど、この本を読む限り、やはり最後の最後まで、新選組は新選組として、真の武士の集団としてあり続けたのだ、ということがひしひしと胸に迫ってきます。
近藤を失い、何のために戦うのかさえ見失いかけていた土方に、もう一度「生きる」ことを思い起こさせたのは、野村や相馬、島田といった若者たちでした。
一度は崩壊してしまった新選組が、彼らの中では今も厳然とした姿で存在していたのです。
それぞれが己の信ずるもののために戦い、己の信ずるものに殉じる。死ぬために戦うのではない。義に生き、信念を貫くために戦うことこそが、真の武士。
最後の最後に、土方さんの思いが大鳥さんの胸に届いて、ほんとによかったです。彼の生き方を理解してくれる人がいた、というただそれだけのことで、すごく救われた気がしました。

こういう作品を読むと、何よりもまず、その作者さんがいかに新選組を愛していらっしゃるかというその思いの強さが伝わってきてしまい、私などはそれだけで泣けてしまうのでした。
とにかく、久々にマンガ読んで感動しました…。
すばらしい新選組の物語を、ありがとう!

評価はもちろん、満点 ★★★★★ です。


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月下花伝 −時の橋を駆けて−

JUGEMテーマ:読書
 
ネットでお知り合いになったりえ子さん、実はプロの作家 越水利江子さんだったんです。
そのりえ子さんが書かれた「月下花伝」、大好きな新選組の沖田総司が、現代の女の子の所へタイムスリップしてくるお話らしい…と知り、ワクワクしながら読んでみました。

実際には、タイムスリップというのではなくて、昔撮影された新選組の映画の未編集フィルムの中に宿った魂が、総司の姿となって主人公である秋飛(あきひ)の前に現れる、という感じです。
なので、新選組モノというよりは現代小説ですね。かえって、新選組のことをそんなに知らなくても、すらすらと読めるかもしれません。

それでも、映画の中で描かれる新選組の物語は、私たち新選組ファンにはとても懐かしくて心がキュンとなる描写にあふれています。
りえ子さんが、総司や山南さんや、土方さんや近藤さんや…新選組の男たちのことを、本当に本当に大好きだったんだなあという気持ちが、読んでいる私たちにも痛いほど伝わってきます。
秋飛の体験は、かつて新選組に憧れた女性なら、誰しも一度は夢見たことなのではないでしょうか。
夢でも、幻でもいい。
自分の目の前に、あの人が現れてくれたなら――と。
それはまた、作者であるりえ子さんの思いでもあるのかもしれません。
だからこそ、秋飛の目線で語られる物語に、心からの共感を覚えることができるのでしょう。

フィルムの中から現れる沖田総司が、本当は誰なのか。
映画の中で沖田を演じた俳優なのか、それとも本物の沖田なのか。
そのあたりが少し分かりにくかった(謎が残ったという感じでしょうか?)のと、秋飛が映画の世界に飛び込んでいく必然性みたいなものがもう少し明確に描かれていればなあ…ということで、私的評価は★★★★☆です。


りえ子さん、ステキなお話をありがとうございました。
ちらりとしか出てこない土方さんが、私としては妙にツボでした(笑)。
「月下花伝」は、今、娘が読んでいます。
次はいよいよ、続編の「花天新選組」が楽しみです。(^^)

◆越水利江子さんの公式ページはこちら→「風雲童話城」
◆りえ子さんのブログはこちら→「酒より深き君なりき」


絶賛応援中!

彩 ヒカルの碁イラスト集

JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 
またまたテレビ東京系で「ヒカルの碁」の放送が始まりましたね。しかもゴールデンタイムでの再放送!
なんで今さら…?と思ったら、どうやらDVD BOXが発売されるのに合わせた前振りだったようです。
私はまた、ようやく未完のままになっている「北斗杯編」の続きをやってくれるのか?と喜んだのですが…。やっぱり、それは無理なのか…。残念。(T_T)

それはともかく、やっぱり何度見てもヒカ碁は面白い!というわけで、今日レビューするのは、以前大好きだった頃に、どうしても諦めきれずに買ってしまった「ヒカルの碁」の豪華イラストブックです。
おそらくは、我が家にある本の中で2番目に高い本かと。(一番高いのは、人形劇三国志の写真集「三国志百態」です)
先日買った「薄桜鬼」のイラストブックと比較するわけではないのですが、こちらはほんとに、ひたすら小畑健さんのイラストを見せる!という充実の造りでして、ファンにとっては大満足の一冊ではないかと思います。
見開きいっぱいに佐為のどアップとか…もう、たまりませんよ〜〜。\(^o^)/
書き下ろしもいっぱいだし、お値段は少々はりますが、それに見合う内容で、ヒカ碁ファンなら買って損はないと思います。
オススメ!!
もちろん★5つ!!

百花繚乱(薄桜鬼公式イラストブック)

評価:
電撃Girl’s Style編集部
アスキーメディアワークス

JUGEMテーマ:ゲーム

うふふふふ…。ぐふふ。
来た、来た、来た、来ましたよ!
アマゾンで注文していた「薄桜鬼公式イラストブック」が、昨夜ようやく手元に届きました〜〜。\(^o^)/
昨年12月に発売されるという予告があってから、何度も延期になり、もしかしたら出ないんじゃないか…と本気で心配していたんですが。(^_^;)
3月11日発売予定!というお知らせは、ずいぶん前に聞いていたのですが、いつまでたっても予約の受付は始まらないし。アニメイトなどでは、少し前から予約できてたみたいだったんだけど、アマゾンではごく最近まで載らなかったんですよね。
それが、先日ようやくアマゾンでも予約できると知って、なおも半信半疑で(笑)申し込んでおいたのです。
本当は12日に届いていたのですが、留守にしていたため、手元に届いたのは昨日でした。

やっぱりカズキヨネさんの絵ってすごいね〜。
書き下ろしイラストは少なかったですが(というか、もう少し大きいサイズでたくさん見たかったけど…)、どれもこれもすごくかっこいいし、娘と二人できゃあきゃあ言いながら見てました。
しかも表紙が…!
私の大好きな土方さんのイラストで…もう、これだけで満足!
新たな「萌え」の投入で、来週からも過酷な(?)お仕事にがんばれる元気が出てきました。

ただ、イラストブックとしての評価は★3つですね。
上にも書きましたが、正直もう少し「絵」が見たかった、というのが本音。
スチルや表情カットなど、あまりにも小さすぎて…。デザイン的にはキレイにまとめてあったということなのでしょうが、肝心のカズキヨネさんのイラストを堪能するには、あまりにも消化不良になりそうです。
ゲームのファンブックだと思えば、それなりに納得はできるものの…。
さんざん待たされたあげく、お値段もかなり高額ですし、ちょっと残念ですね。

諸葛孔明時の地平線 13

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


今回は、曹操、劉備という孔明にとって最も重要な影響力を持った人物が、相次いで世を去ります。
曹操はともかく、劉備との別れ(を予感した孔明の壊れっぷり!)が凄まじかったなあ。こんな取り乱した孔明さん、初めて〜〜。
必死で孔明を説得しようとする趙雲も、そんな二人をじっと見守る馬超もよかったです。そしてやはり、詰まるところ、劉備の大きさというものを改めて見せつけられました。

◆第六十二場〜第六十八場
陸遜の計略により、荊州は孫権軍に制圧された。続いて魏では、曹操の後を継いだ曹丕が、漢王朝を倒して帝を名乗った。国内外の動揺を鎮めるため、孔明は劉備に帝位に就くようすすめる。一方、関羽の死によって荊州に取り残された難民を、無事に益州に移すため、劉備は自ら軍を率いて出兵するのだが――。


荊州を失陥し、さらに関羽、張飛、馬良といった蜀にとってかけがえのない人々を次々に失い、次第に追い詰められていく孔明。その憎しみと怒りは、陸遜に向けられます。
劉備が重い病に冒されていて余命幾ばくもないと知った時、ついにその怒りが爆発。自制心を失い、龍の熱にうかされるように、すべてを呑み込み破壊しつくそうとする孔明を、劉備は趙雲に「斬れ」と命じるのでした。
孔明に、「大切なこと」を思い出させた趙雲の涙が感動的……。その後、手が震えて刀が鞘に入らないという描写も、何気にリアルですよね。
白帝城での劉備の最期、孔明に劉禅を託す場面は、何度見ても涙があふれてしまいます。特にこの作品での劉備の存在の大きさは、まさに孔明にとってなくてはならないものでしたから。
劉備の死から三日後、和平の道をさぐるため陸遜との会談に臨む孔明。思いがけず、その道はこの上ない形で開かれるのですが、それを実現に導いた根源が、何の策略にもよらず、ただ「この世で真に人を心服させるのは、『武』でも『知』でもなく、人の『懸命さ』と『徳義』なのだ」という劉備の生き方そのものだったことに、心底感動いたしました。
お互いに分かり合うこと。相手の心を思いやろうと努力すること。誠実に向き合い、信義を持って応えること。それができれば、たとえ混沌極まりない戦国乱世にあっても、戦を回避することができるのです。とても、とても、難しいことではあるのですが……。
その努力を惜しむなと、最後まであきらめるなと、劉備は己の死を賭して孔明に諭したかったのでしょうね。それが、俺とお前の生き方だろう、と。
正直、最初に登場したときから、すごくうっとおしい陸遜だったのですが、このシーンによって救われました。読者である私たちも、孔明も、おそらくは陸遜自身も。

いよいよ残すところあと1巻。なのだけど、最初に読んだときは、お話終わるのかなあ?と少々要らぬ心配をしてしまいました。南征も北伐もこれからだし。馬謖の話もいろいろあるでしょうし。
ともあれ、この13巻は全編これ感動の嵐で、もちろん ★★★★★ の満点献上いたします。表紙が趙雲なのも◎!

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諸葛孔明時の地平線 12

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


◆第五十七場〜第六十一場
劉備、曹操、孫権らが領土を争い合う一方で、周辺の少数民族たちもそれぞれの立場で自分の土地を守るために動いていた。劉備が漢中王となったことを祝う宴の夜、孔明は、南越族の刺客に襲われるが、許婚の英にもらった水差しのおかげで命拾いする。それを手引きしたのは、馬良の弟で孔明の信任厚い馬謖だった。
そして荊州では、呉の陸遜が関羽の命を狙って画策していた。


それにしても、まあよく刺客に襲われる孔明さま。無防備というか何というか…。
怪我をして意識を失った孔明は、病に苦しむ曹操と夢?の中で対面するのですが、そこで曹操に「何度目なのだ、お前は! 身辺警護の怠慢で死ぬなど許さんぞ!」なんて叱られてましたね(笑)。
目指すところは同じでありながら、そこに至る手段が正反対の孔明と曹操。決して相容れない二つの側面(時代の、あるいは人間の)を体現する存在である二人は、激しく対立すると同時に一方ではまた、激しく惹かれあうのです。
でも、それならば孔明が曹操の懐に飛び込んで、互いの理想とする姿を協調して作っていけばよかったのではないか、という推論も成り立つわけですが、そうはならないんですね〜。
やはり孔明は、劉備という人あってこそ光り輝けたのではないかと思います。少なくとも「時の地平線」の劉備は、孔明と同じ土壌に立ち、同じ理想を共有できるすばらしい同志でした。
考えてみれば、三国動乱のあの時代に、いかに戦わずに、死者を出さずに、平和裏に事を進めるか、に頭を悩ませる君主や軍師なんて、現実にいるわけがないのです。もちろん理想はあったとしても、そんな理想論でおさまるほど現実は甘くなかったと思うのですよね。
それでも孔明は、ぎりぎりのところまで戦いを避けようと知恵を絞り、身を挺して努力する。彼がそんな自分のやり方(なんて愚直な!)を押し通すことができたのも、後ろに「孔明」という人物を理解し信頼してくれた劉備がいたからこそだと思います。
やっぱり、これぞ「天の配剤」なのでしょうねえ。
孔明が昏睡から醒めたとき、趙雲や馬超の顔を見てほっと安心する。そして、自分は多くの人に支えられている、と涙ぐむ。このシーン、すごく好きです。その後、(曹操にも、目覚めたときに側に誰かいてくれるといいのだが)と、曹操のことを思いやる孔明もかなりステキ。

さて、曹操が撤退したことで、漢中・涼州の脅威は去ったわけですが、とたんに今度は荊州がきな臭くなってきます。
火種は、やっぱり陸遜。この陸遜がねえ…。(^_^.)
諏訪さんの人物設定って、(いい意味で)予想を裏切られることが多いのですけど、陸遜はビジュアルからして全然予想外だったなあ。←いかに私の脳内が「三国無双」に冒されているかということですね;;
もちろん陸遜は、これで年齢相応の外見なんだと思いますけど、とにかくこのマンガって、孔明や趙雲などがいつまでも年をくわないバンパネラ状態なので、対する陸遜がすごく老けて見えてしまうんですよ〜〜。きっと外見でも損しちゃってるよね>リック。
その陸遜の計略で、ついに関羽が捕えられて斬られてしまう。孫権は、関羽の首を曹操に送り、劉備の怒りの矛先を魏に向けさせようとしますが…。
関羽の最後は、わりとあっさりめでした。関平も出てきましたが、結局のところ脇役扱いなのね、この人は。まあ、仕方がないか…。
しかし、関羽が死ぬところまできてしまうと、後の展開が分かっているだけに、読み進めるのも辛くなってきますね。(T_T)
暗めの話が多かった12巻ですが、孔明と英さんとの距離が一歩また一歩と近づいていくようで、ほっと心温まる場面も。さらに、馬超がますますオチャメでかわいくなってきて、趙雲とのコンビ(漫才?)がもう最高でした。
今回も、評価は ★★★★★ で決まり!ですね〜。

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諸葛孔明時の地平線 11

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


◆第五十二場〜第五十六場
曹操はついに益州の隣国である漢中を制圧。勢いづく曹操軍の進軍を阻むため、孔明は張飛に持久戦を命じ、撤退へと追い込むことに成功する。喜びに湧く劉備軍だったが、曹操から送られてきた書簡を見た孔明の顔色が変わった…。


いつまでも若作りで、一向にお年を召さない孔明サマにすっかりだまされていましたが(笑)、それなりに時間は経っていて、歴史も動いているんですよね。
孔明さんも趙雲も、登場したての頃からちっとも外見が変わらないんですが、孔明さんの許婚である英さんが、だんだん大人にっていうか女らしくなってきたので、ああ、やっぱり時は流れているのね、と当たり前のことに改めて気づかされたりして…。
相変わらずこの二人は、いつまで経っても進展しない、友だち以上恋人未満カップルというか、見ていてイラッとする部分もあるんだけど。それでもまあ、お互いに相手の存在がこの上なく大切なものであるというのは間違いないところだし、孔明さんにとっては唯一心安らげる場所っていう感じで、いい雰囲気の二人なので、それはまあそれでいいわけなんですが。(だんだん自分でも何を言いたいのかわからなくなってきた…笑)

今回特筆すべきは、やはり司馬懿さんでしょう。
初登場時からなかなか存在感があって、前巻でもかなりおいしいところをさらっていってくれた司馬懿さんですが、この巻ではなんと、のっけから仲達と孔明の対面シーンが…! ここが結構面白かった。
雨宿りで偶然同じ廃屋に居合わせる、という設定なんですが、最初はお互いに相手が誰だか知らない。でも、いろいろと話をしていくうちに、なんとなく分かってくる。分かってくるんですが、それからも、どちらも気づかないふりをして相手の懐を探り合ったりするんですよね。
諏訪さんの描く司馬懿さんというのは、何とも言えず「いいひと」で、最初は読んでいるこちらがびっくりしました。策士とか野心家とかいう雰囲気はまったくなくて、出世欲などとは全く無縁の、世間ずれしていない真面目一徹な書生さんっていう感じなんですよね〜。
いったいこの路線でどこまで行くのか(行けるのか?)と思っていたら、結局最後までそのスタンスは崩れませんでした。非戦主義の孔明さまともども、最後までその設定に沿って破綻なく描ききったところが、まさに諏訪さんマジック! ほんとにこの大胆かつ緻密に構築された人物設定とストーリー展開は、お見事です〜〜。

今回は、いろいろと印象深いシーンとか多かったなあ。
ひとつは、上に書いた孔明と仲達の出会うシーン。自分とは全く違うタイプの相手に驚く二人なのですが、やはりそれでも相手のすごさは直感で分かるわけです。
司馬懿は孔明の中に曹操と同じ匂いを感じ取り、それは二人がひたすらに理想を追い求める「革命児」だからだと見抜きます。孔明は孔明で、したたかに才能がありながら解決を求めない(自分や世界を追い詰めない)司馬懿の性格に、自分や曹操にはない「新しいもの」を見出すのです。
次には、やっぱり劉備のすごさを改めて見せ付けられたところ。時に暴走しようとする孔明の意志を、劉備がしっかりと押さえていて、それが孔明にはものすごく救いになってる。このマンガを読んでいると、本当に孔明は劉備に出会えてよかったなあ〜と思えるんですよね。
そして、孔明と馬超と趙雲の3人が、ああだこうだと言いながらも仲良し3人組になってるところですね。
趙雲はもちろん孔明のよき理解者であるわけですが、馬超もこのころには、しだいに劉備や孔明の考え方が分かってきて、なかなかいい雰囲気なのです。
もちろん馬超くんは今回も見所いっぱいで、かっこいいセリフやサービスショットも満載でした。(^^)
最後に、もう一度司馬懿さんで、曹操に向って大胆にも「わたしには曹公や曹丕さまのために命をかける、そんな気持ちはでてこないのです」なんて言っちゃうんですよー。ああ、これを「KY」と言わずしてなんと言いましょうか。命が惜しくないのかっ?
しかし、そんな司馬懿を怒るでもなく、曹操は「では、おまえはなんになら命をかけられる?」と問いかけるのですね。それに対して司馬懿は「政(まつりごと)そのものになら」と答える。官吏である自分は、国と民のために命をかけるのだ、と。
わあ〜、この司馬懿って、何かめちゃくちゃかっこいいじゃありませんか!
てなわけで、司馬懿さんのゆるキャラかげんと、馬超のかっこよさにクラクラきてしまって、今回も ★5つ! 献上です。

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諸葛孔明時の地平線 10

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


え〜、10巻の感想を一言(つーか、三言?)で言うと、「馬超、かっこいい〜〜! 陸遜、目つき悪〜〜い…(^_^.) 司馬懿、なんていい人!」でしょうか(笑)。

◆第四十六場〜第五十一場
ホウ統の尽力により、ようやく益州を手に入れた劉備。だが、落ち着く間もなく、魏の曹操、呉の孫権が対劉備に向けて動き出す。孫権からは、荊州返還を迫る矢のような催促。そして荊州を守る関羽に対して、陸遜が不穏な動きを。さらに益州内部でも、豪族たちとの軋轢が激しくなり、孔明は気の休まる暇もない。
そのころ魏では、漢中へ兵を進めるという曹操に、司馬懿が同道を求められ、とまどっていた。


ホウ統の死からなかなか立ち直れない孔明。つくづく神経の繊細な軍師さまですよね〜。まあ、孔明にとってホウ統というのは、それほど特別な、かけがえのない存在だったわけですが…。
それにしても、諏訪さんの描くホウ統って、実に魅力的な人物でした。最初に登場した時は、すごく男前で、いいとこのおぼっちゃんで、ちょっとびっくりしましたけど(笑)。
既成のどんなホウ統像にも似ていなくて、それでいてきっちりキャラが立っているというか。
今まで、いろいろな小説やアニメやマンガなどを目にしてきましたけれど、どうもホウ統という人物がイマイチよく分からなかったのです。
赤壁の戦いの時の彼の登場(どう見ても周瑜寄りですよね)も、何となく唐突な感じが否めませんし、孔明との繋がりにしても、かつての学友だったというだけで、それほど親しかったのかどうかももう一つはっきりしません。劉備に仕えてからは、友人というよりもライバルとしての立場を鮮明にしているような気がしますし。
ところが「時の地平線」でのホウ統は、彼特有の謎めいた言動と独断専行で、時折孔明を翻弄する場面もあるものの、胸の奥底では常に孔明のことを考え、彼の理想を実現させるために命を懸けているんですよね。
孔明とホウ統の二人は、それぞれがお互いの突出した部分、足りない部分を補完しあうことで、より完全な理想を実現することができたはず。それこそ友情などという言葉では計りきれないほどの、かけがえのない存在だったのでしょう。
ホウ統が死んだ後、孔明と劉備が彼のことを思い出して語らう場面があるのですが、この時の劉備の涙! 私まで、思わずもらい泣きしてしまいました。(T_T)
相変わらず、「時地」の劉備は存在感があるなあ。

さて、この巻では、やっぱり馬超がすごくステキなんですけれど(なんだかず〜〜っと同じことを書いている気がする…)、それにも増して今回は、やはりこの人のことを語らねばならないでしょう。
司馬懿仲達。
はあ〜。これはもう、サプライズ!
ホウ統に次ぐ「諏訪さんマジック」ですよ!
これまでの司馬懿のイメージが180度変わりました。…っていうか、心の片方では、未だに「こんな司馬懿なんてありえねー」って思っているのですけど(笑)。
どうも司馬懿というと、頭は冴えてるけど陰険で、やり方が汚いヤツ、っていうイメージしかなかったもので。スミマセン。m(__)m
「いい人」全開の司馬懿サンが、これからどんな風に孔明に関わってくるのか、どんな史実の解釈が展開されるのか、非常に興味津々であります。司馬懿については、次巻でもう少し詳しく書いてみるつもり。

孔明、曹操、司馬懿、陸遜、馬超、そして馬謖…。それぞれの思惑が揺れ動く中、歴史の流れはどこへ向おうとしているのか――。

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諸葛孔明時の地平線 9

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


ついに、孔明の盟友ホウ統士元に最期の時が…。落鳳坡の悲劇。

◆第四十一場〜四十五場
異民族の将 馬超と同盟を結び、蜀の地の安定を図ることによって曹操の勢力を抑えようと考える孔明。だが、漢人に深い憎悪を抱く馬超は、その申し出を拒絶する。停滞する事態の間隙を縫って江東へと動き出す曹操。
一方、蜀では、変革派と通じていたホウ統に最大の危機が訪れる――。


第9巻では、劉備軍の軍師となってからのホウ統の、不可解な行動の謎がすべて明らかになります。
ホウ統は、何もかも自分ひとりの胸に収めて、孔明のために悪役を演じようとしていたのですね。4年のうちに何としても蜀を攻略しなくてはならない、という切羽詰った事情がありながら、そのことを誰にも打ち明けることができず…。
ようやく劉璋を降伏させるというところまでこぎつけたホウ統は、雒城攻略の戦場に佇み、累々と積み重なる死体の山を見て、初めて戦の悲惨さ、己の犯した罪の重さに恐れおののきます。そうして、孔明とホウ統は、初めて、本当にお互いに分かり合うことができたのですが、時すでに遅く――。
最初で最後の二人の酒宴。ようやく、ようやく、お互いの痛みも辛さも理解し合うことができたのに。これが最後になろうとは…。(T_T)
本当に、「これから」だったのに。孔明には、これから先こそ、ホウ統の助けが必要だったでしょうに。うう…残念です。
今まで読んだ(見た)どんな三国志よりも、このホウ統の死は(孔明にとって)悲しくて残酷でした。
今回は、馬超の出番も多くて、趙雲も馬岱もそれなりにかっこよかったのですが、何と言っても、ホウ統士元! もう、この人に尽きます。
ということで、ホウ統に捧げる ★★★★★ 満点献上〜〜。

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諸葛孔明 時の地平線 8

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


◆第三十五場〜四十場
劉備軍は、二人目の軍師としてホウ統を迎えるが、異民族の反乱を抑えるため南蛮に向かった孔明の留守を狙って、ホウ統は孔明の意図に反し強引に蜀攻略を進めようとしていた。ホウ統の真意はどこにあるのか?


いろいろな話が錯綜して進んでいく8巻。
ホウ統の動きも、また馬謖の思わせぶりな言動も気になるところですが、何と言っても特筆すべきは、この巻から登場する馬超のかっこよさです。(^^)
ルックスはもちろんですが(浅黒い肌がなんとも魅力的)、性格というか、やることなすこともう「かっこいい!」の一言に尽きるんですよね。
オマケで登場の馬岱も、何となく人がよさそうで能天気なところがお気に入りです。
時地の馬超は、最後まで孔明を助けて(いいところで)大活躍するんだけど、最初の頃はなかなか一筋縄ではいかなかった記憶が…。
馬超のかっこよさに、思わず「★5つ!」を献上してしまうワタクシでした(笑)。

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